INIメンバーに韓国人はいる?KPOPぽいと言われる3つの理由を徹底解説!

「INIメンバーに韓国人っているの?」「K-POPグループなの?J-POPなの?」
SNSでもよく見かける疑問ですよね。

先に結論を書くと、

  • INIに韓国人メンバーはいない
  • 11人中、10人が日本人・1人が中国出身メンバー
  • それでも「K-POPぽい」と言われる理由が、ちゃんとある

という感じです。

この記事では、

  • INIメンバーの国籍・プロフィール
  • 韓国人メンバーはいないのに「K-POPぽい」と言われる3つの理由
  • INIが目指している「JK-POP/INI-POP」というコンセプト
  • 最後に、筆者の率直な感想と今後の期待

を、J-POPファン・K-POPファン両方にわかりやすくまとめていきます。


目次

INIメンバーに韓国人はいる?結論:0人です

まず一番気になるポイントから。

INIは、

  • 日本発のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生した11人組ボーイズグループ(ウィキペディア)
  • 公式プロフィールでも「日本のボーイズグループ」として紹介されている(ウィキペディア)

という立ち位置です。

メンバーの国籍は、

  • 日本人メンバー:10人
  • 中国出身メンバー:1人(許豊凡/Xu Fengfan)(LAPONE Wiki)

なので、

INIの中に「韓国国籍のメンバー」はいません。

ここはハッキリ言い切れます。

ただし、

  • 中国出身の許豊凡は、中国語・日本語・韓国語・英語が堪能(Kpop Profiles)
  • メンバーの中には、韓国の事務所で練習生経験がある人もいる(田島将吾がCUBEエンタの元練習生など)(ウィキペディア)

といった「韓国エンタメと近いバックグラウンド」を持つメンバーがいるのも事実です。


INIメンバーの国籍・プロフィール一覧

ざっくり把握できるように、国籍・出身ベースで表にしてみます。
(公式サイト・各種プロフィールサイトをもとに整理しています。)(INI OFFICIAL SITE)

メンバー名 読み方 国籍・出身
木村柾哉 きむら まさや 日本・愛知県出身
髙塚大夢 たかつか ひろむ 日本・東京都出身
田島将吾 たじま しょうご 日本・東京都出身(元韓国CUBE練習生)
藤牧京介 ふじまき きょうすけ 日本・長野県出身
尾崎匠海 おざき たくみ 日本・大阪府出身
西洸人 にし ひろと 日本・鹿児島県出身
佐野雄大 さの ゆうだい 日本・大阪府出身
池﨑理人 いけざき りひと 日本・福岡県出身
松田迅 まつだ じん 日本・沖縄県出身
後藤威尊 ごとう たける 日本・大阪府出身
許豊凡(Xu Fengfan) しゅう ふぇんふぁん 中国・浙江省出身(慶應大卒、中国出身メンバー)

なので、

  • INI=日本+中国の多国籍グループ
  • でも「韓国人メンバー」はいない

という整理になります。

それなのにどうして「K-POPぽい」と言われるのか。
ここからが本題です。


どうしてKPOPぽく見える?3つの理由

理由1:事務所が「日韓共同」+オーディション元が韓国系

INIが所属するのは「LAPONEエンタテインメント」。

この会社は、

  • 韓国の大手エンタメ企業「CJ ENM」
  • 日本の「吉本興業ホールディングス」

が出資して作った**合弁会社(ジョイントベンチャー)**です。(ウィキペディア)

ポイントはここ。

  • CJ ENMはMnetやMAMA AWARDSなど、K-POPのど真ん中にいる会社(cjenm.com)
  • PRODUCE 101シリーズもCJ ENMが手掛ける大型オーディション(ウィキペディア)
  • その日本版から生まれたのが、JO1とINI

つまり、

「日本の会社+韓国のK-POP会社」が一緒に作った事務所の、
日プ発グループ=INI

という構図になっています。

さらに、LAPONE側は公式に

と紹介されていて、

  • 企画や育成の仕組み
  • ビジュアルやMVの作り方
  • 海外展開の戦略

などが、かなりK-POP式に寄っているんですよね。(조선일보)

この「会社の成り立ち」が、
まず1つめの「K-POPぽく見える大きな理由」です。


理由2:楽曲・ダンス・パフォーマンスがK-POP寄り

2つめは、音楽とパフォーマンス面。

INIは、

  • ヒップホップを土台にしつつ、シティポップやボサノバなどジャンルをミックスした楽曲を展開していて(ウィキペディア)
  • そのうえで、ダンスのシンクロ率・フォーメーションの複雑さ・MVの作り込みがかなりK-POPに近い

と言われています。

実際、

  • INIは韓国の音楽番組「M Countdown」「人気歌謡(Inkigayo)」にも出演し、韓国語バージョンの楽曲を披露している(ウィキペディア)
  • Mnetの番組「STREET WOMAN FIGHTER2」のOST『Busterz』も担当していて、K-POPシーンのど真ん中に楽曲が置かれている(ウィキペディア)

といった“韓国側のフィールド”にも普通に出ているんですよね。

K-POPっぽく見えるポイントを挙げると、

  • ダンス
    • 高難度のシンクロダンス
    • 曲ごとに世界観の違う振り付け
  • 楽曲構成
    • ラップとボーカルの応酬
    • ブリッジで一気に世界観が変わる構成
  • MV・ステージ
    • カメラワークを意識した動き
    • コンセプトごとに衣装・メイクをガラッと変える

などなど。

正直、パッと見ただけだと

「K-POPグループかな?」

と思っても不思議じゃないレベルです。


理由3:グローバル戦略と「JK-POP/INI-POP」というコンセプト

3つめは、グローバル展開の方針。

INIは、

  • 「日本拠点で活動しつつ、韓国を含む海外にも積極的に展開する」方針が明言されていて(PRODUCE 101 JAPAN OFFICIAL SITE)
  • CJ ENM側も、LAPONEを“日本ベースのグローバルボーイズグループの拠点”として位置づけていると報じられています。(조선일보)

さらに面白いのが、コンセプトの言い方です。

  • INIのインタビューでは、「J-POPとK-POPを混ぜた新しいジャンル“JK-POP”を作りたい」と語られている(ウィキペディア)
  • そのうち、自分たちの音楽を「INI-POP」と呼ぶようにもなっている(ウィキペディア)

つまり、

「K-POPを真似している」というより、
「JとKのいいとこ取りで、新しいものを作ろうとしている」

というスタンスなんですよね。

このあたりの姿勢も、

  • 韓国企業主導のグローバルK-POPシステム
  • 日本語中心のJ-POP市場

の“間”をつなぐ存在として、すごくK-POP的な気合いを感じます。


INIは結局K-POPグループ?それともJ-POP?

ここまで聞くと、

「じゃあ結局、K-POPグループって言っていいの?」
という疑問が出てきますよね。

ざっくり整理すると、こんな感じだと思っています。

事実ベースで見ると

  • 国籍
  • 活動拠点
  • 公式ジャンル表記

なので、**分類としては「J-POPグループ」**です。

でも“やり方”はかなりK-POP式

このあたりから、海外メディアやファンの間では

  • 「日本のK-POPグループ」
  • 「J(K)-POPグループ」

みたいな呼ばれ方もされています。(Reddit)

個人的には、

カテゴリー上はJ-POP、
システムや見え方はかなりK-POP寄りの“ハイブリッド”

というのが、一番しっくりきます。


個人的な感想:国籍より「どう魅せるか」で勝負してるグループ

最後に、完全に個人的な感想も少し。

正直、INIを見ていて一番おもしろいのは、

  • 「日本か韓国か」じゃなくて
  • 「どうやって自分たちの色を作っていくか」

に全振りしているところだと思っています。

印象としては、

  • プロデュース101系らしい“見せ方のうまさ”
  • ドーム級ステージでも崩れないパフォーマンス力(ウィキペディア)
  • それでいて、MCやバラエティではちゃんと“日本のアイドルっぽい親近感”もある

このバランスが、「JでもKでもない“INI-POP”」なんだろうな、という感じ。

なので、

  • 韓国人メンバーがいない=K-POPじゃない
  • 韓国の会社が絡んでる=K-POPだ

みたいに白黒つけるより、

  • 「J-POP畑から出てきた、K-POPレベルのクオリティを出すグループ」
  • 「日中メンバーで、日韓のシステムを使いこなしてる面白い存在」

として見たほうが、INIの良さが伝わりやすい気がします。


まとめ|INIメンバーに韓国人はいないけど、KPOPぽさは本物

この記事のポイントを整理すると、

  • INIメンバーに韓国人はおらず、10人が日本人・1人が中国出身
  • 所属事務所LAPONEは、韓国のCJ ENMと日本の吉本興業の合弁会社で、K-POP式のシステムを取り入れている(ウィキペディア)
  • 楽曲・ダンス・MV・韓国音楽番組出演など、見せ方がK-POP寄りなので「K-POPぽい」と言われやすい(ウィキペディア)
  • INI自身は、J-POPとK-POPを掛け合わせた「JK-POP」や、自分たちの色を表す「INI-POP」を掲げている(ウィキペディア)

という感じです。

「韓国人メンバーがいるからK-POP」ではなくて、

日・韓・中、それぞれの要素をいい意味でミックスして
“INIにしかできないスタイル”を作っているグループ

と捉えると、もっと楽しめると思います。

これからも、

  • どこまでグローバルに攻めていくのか
  • JK-POP/INI-POPがどんな形で進化していくのか

このあたりを、長い目で見て追いかけたいですね。

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